Revitで擁壁作成をしよう
こんにちは、建設の花沢さんです。
新たに連載スタートした土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」の記事をご覧いただき、ありがとうございます!
※まだの方は、ぜひこちらからお読みくださいね。
▼土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」をまとめて読む▼

さて、前回は「3階建ての3Dモデル作成1」として、「プロジェクトファイル・通り芯・レベル作成
」についてお話しました。
今回は、「Revitのもっと深い場所」、
★擁壁を作成する手順
★意匠と構造の違いを把握しよう
★Revitで構造解析はできるが条件あり
上記3つのテーマをお届けします!
▼ 「文章読むより動画で見たい!」という方向けに、約6分の紹介動画を作りました。動画派の方はご覧ください。画像をクリックすると動画が再生されます ▼
▼ 「動画で見るより文章で読みたい!」という方は、以下の記事をご覧ください。動画の内容と同じです ▼
Revitで擁壁を作成する手順
Revitで擁壁を作成するのに必要な2大要素は、
①プロジェクトのモデル本体の作成
②プロジェクトで使用するパーツ部品作成
です。
擁壁とは壁状の構造物
まずは「擁壁」そのものをおさらいしておきましょう。
擁壁とは、土壌の安息角を超える大きな高低差を地面に設けたいときに、土壌の横圧に抗して斜面の崩壊を防ぐために設計・構築される壁状の構造物です。
鉄筋コンクリートなどで、崖など、地盤が崩れないように造る壁状の構造物ですね。
似た用語で「土留め」があります。
目的は同じですが、土留めは仮設構造物として設置することが多いです。
基礎を作成しよう
ここでいう基礎とは、「パーツ部品作成」のようなものです。
このようなパーツを作っていきますよ。
※続きは、土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」内で解説します。
意匠と構造の違いを把握しよう
あなたはRevitでの「意匠」と「構造」の違い、しっかり把握していますか?
これを知っていないと、
・作成後に解析したい
・数量計算したい
・配筋をしたい(今回のチャレンジ内容)
という時に大変なことになります!
※続きは、土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」内で解説します。
Revitでの構造解析はできるが条件あり
2021年2月に建築向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」を実施した際、こんな質問を受けました。
「Revitで構造解析できますか?」
回答としては、Revitで構造解析の入力は可能です。
しかし、現状Revitのみで満足のいく構造計算はできません。
入力した解析データを一貫計算ソフトへ移行する術もありません。
Revit単体でできることは、物理的な構造を表すビュー内で構造モデルを作成することです。
構造モデルは、一連の製作図面と考えることができます。
ちなみに、構造モデルを作成すると、以下のように解析モデルも同時に作成されます。
また、簡易的ではありますが、解析チェックもできます。
解析チェックツールについては、「Structural Analysis for Autodesk Revit(構造解析)」がありますが、サブスクリプション契約が必要ですので、ご留意ください。
または、「Robot Structural Analysis」を使ってAutoDesk社製品のソフトへRevitデータを展開することも可能です。
※続きは、土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」内で解説します。
【まとめ】土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」で擁壁を作成しよう
今回は、擁壁作成についてお話しました。
詳細については土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」内でお伝えすることになりますが、概要は覚えておいてくださいね。
2021年2月に実施した建築向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」第0期の参加者さんも、実際にこんな風に作った作品をオープンチャット上にUPしてくださってます!
Revitのスキルを身に付ければ、すなわち、今業界で求められている3D CADのスキルを身に付けたことになります。
将来的には、時給や受注単価がアップしたり、指名受注も可能となるでしょう。
もしあなたが未来を良い方向に変えたいと思っているのなら・・・
土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」
に参加してくださいね!
なお、土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」は特別価格で提供するため、募集人数は15名限定とさせていただきます。
募集開始まで、今しばらくお待ちくださいね。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
土木向け「はじめてのBIM/CIM21日チャレンジ」に少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。
今までの連載を振り返って見てみたい方は、ぜひ以下からご確認くださいね。
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申込開始は4月上旬を予定しており、それまでの間に、身に付けられるスキルなどを順次記事化していく予定です。
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さーて、次回の花沢さんは?
【ステップ5】基本の擁壁3Dモデル作成3 配筋配置

をお届けします。
じゃんけんぽん!
(パー)
ぐふふふふふ・・・!
お楽しみに♪
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